技能教習でチャイムが鳴ったので教習車の所へ歩いて行った。
そこにはスーツ姿の50代男性の方が立って待っていた。
私「こんにちは、じゃ教習原簿頂きます」
すると男性はズボンのポケットに手を入れて何かを取り出そうとしている。
私も何が出て来るんやろ〜興味津々
その瞬間私の目に飛び込んで来たのは運転免許証しかもゴールド免許。
男性「私免許持ってますから」
私「ハッ?」
男性「免許持ってますねん、ちょっと期限切れただけですから運転できます!!」
と言いながらいきなり運転席に乗り込もうとする。
「いやっ!そんな期限の切れた免許見せられても
何の役にも立たないただの紙切れやんけ!」これは言えません心の中で思っていましたが。
私「分かりました、一応この時間やることを説明しますから助手席に乗ってください」
乗りながら話をしていくと。
この男性レンタルビデオ屋さんで会員になるために免許を
出した時に店員さんに言われて期限切れに気づいたらしい。
かわいそうに結局は会員にもなれず。職業は
某国立大学の教授だそうである、
その為いろいろな所へ裏から手を回そうとしたが結局はダメで
仕方なく教習所へ来たということで、未だに心の整理がついていない様である。
この前まで普通に運転してたのに何で私がこんな教習所に来て
運転せなあかんねん!!!
教授という職業の為教える事はあっても教えてもらう事なんてない!!!
しかも自分は運転が出来るのに何でこんな年下の指導員に
運転を指導されなあかんねん!!!
と思ってるみたいである。
その後も技能教習の時は必ず乗る前に指導員に切れた免許を
見せてから車に乗ってるらしい。
指導員の間ではちょっと有名である・・・
教授ってプライドが高いよな〜!
